4月の鹿児島県のアラカブの釣果情報

2024年4月27日、鹿児島の海岸線で根魚釣りが盛況となった。釣り人たちは、「カサゴ」や「アラカブ」と呼ばれる根魚を狙い、ブラクリ仕掛けの餌釣りに熱中した。 ブラクリ仕掛けは、重りが付いたハリスに、餌となるエビやイカなどを付けた簡単な仕掛けで、根魚の習性を利用して、岩礁帯や海藻の茂みなどを丹念に探りながら釣る。 この日も、釣り場には腕利きの釣り人が集まり、次々とカサゴが釣り上げられた。中には、手のひらサイズの大物が掛かることもあり、釣り人の歓声が響き渡った。 根魚は、磯や堤防などの障害物周辺に生息する魚で、カサゴやアラカブは独特の模様と棘が特徴的。身は白身で淡泊な味わいだが、煮付けや唐揚げなどで美味な魚として知られている。 今回の釣りでは、餌となるエビやイカの鮮度が良く、根魚が活発に反応。釣り人は終始笑顔で楽しむことができた。また、釣った魚は、その場で捌いてお刺身や塩焼きで味わう人もいた。 春の鹿児島で繰り広げられる根魚釣り。豊かな自然の中で、釣り人たちが腕を競い、新鮮な海の味覚を堪能した一日となった。