草津港（広島県）のコノシロの釣果情報

2024年4月28日、広島市草津港では、多くの釣り人がコノシロを狙って釣り糸を垂らしていた。コノシロは、この季節に広島湾に押し寄せる人気の対象魚だ。 地元の釣り人、田中さんは「今日は朝からよく釣れています。コノシロは引きが強いので、釣っていて楽しいんですよ」と笑顔で話した。 コノシロは、体長30〜40センチほどの細長い魚で、白身で柔らかく、刺身や塩焼きなどで食される。特に、広島では「コハダ」と呼ばれ、郷土料理として親しまれている。 この日、草津港では、家族連れやカップルなど、さまざまな人が釣りを楽しんでいた。釣り上げたコノシロをうれしそうに見せ合う姿もみられた。 「広島湾には毎年コノシロがやって来ます。釣りだけでなく、観光船から眺めるのもおすすめです」と、広島市観光局の担当者は語った。 コノシロのシーズンは、5月頃まで続く。広島での春の一大風物詩として、釣り人や観光客でにぎわいをみせている。